鳩がベランダに来るようになるとなんとかしたいと色々試してみますが、撃退するのは簡単ではないですよね。
公園や駅などでよく見かける身近な鳥の鳩ですが、最近では人が近くに寄っても逃げず、散歩しているかのように優雅に歩いているところを目にすることもあります。
外で見ている分には害はないですが見かける場所がベランダになってしまうと、そうのんびりしているわけにはいきません。
一刻も早く撃退しなければ、ベランダは鳩の住み家となってしまい自分では手に負えなくなってしまいます。
毎日鳩が来るようになってしまった我が家のベランダ、実際に試した撃退方法とおすすめのグッズを紹介していきますね^^
皆様のお役に立てると嬉しいです♡
鳩がたまにベランダに訪れる際に撃退する方法は?
鳩をベランダで見かけるようになってから、何もしないでいるとあっという間にくる頻度が増えていきます。
撃退するといってもどのくらいの頻度できているのか、「たまに?毎日?住んでる?」と被害レベルによって対策方法もかわってきます。
ここでは、鳩の被害レベルに応じた対策方法をご紹介しますね。
まずは鳩をベランダで見かけるようにはなったものの毎日来ることはなく、たまにベランダの手すりにとまって羽休めをしている場合。
これは鳩が移動中に休憩場所としてベランダの手すりを利用しているにすぎません。
短時間でまた飛び立つため、被害としては鳴き声が少し聞こえる、手すりの一部に糞がついているといったレベルとしては軽いものになります。
この状態に気付いてすぐに対処すれば、まだ間に合います。
鳩が嫌がる匂いの忌避剤(スプレータイプ)を吹きかける
ベランダに鳩が嫌がる匂いを吹きかけることで撃退するというものです。
簡単にできるということで便利ではありますが、匂いは短時間しか持たないため何度も吹きかける必要があります。
効果は一時的なものになりますが、一時的にも撃退することで居つく可能性を低くすることができます。
近くに糞や羽、餌場など匂いがあると効果が半減するためスプレー前には綺麗に掃除しておくことをおすすめします。
我が家ではカビキラーや芳香剤(匂いきつめ)などで試しましたが、確かに効果は一時的でした。
ただ、その間に糞を掃除するなど撃退用の匂いと混ざらないようにして、定期的に吹きかける対策をすることで住み着くことはありませんでした。
CD・疑似鳥・目玉風船を設置する
一般的によく聞く対策方法として「CD・疑似鳥・目玉風船」などを設置するというのがあります。
最初は鳩もビックリするようで一時的な効果はあるようですが、自分に害がないと気づくと再び飛んでくるため継続的な効果は期待できません。
テグス・ワイヤーを設置する
これはテグスやワイヤーを手すりに設置することで、鳩がゆっくり羽休めする場所をとまりにくく不快な場所にするというものです。
直接手すりに触れないようにするため、しっかりと引っ張りある程度の高さに設置することをおすすめします。
鳩が毎日やってくる場合のベランダから撃退する方法は?
鳩が毎日やってくるようになると、少し厄介です。
手すりにとまるだけではなく、ベランダ内に侵入してきます。
ここまでくると、鳴き声がしっかり聞こえてきてベランダを見ると、手すりやベランダ内を優雅にお散歩している状態になります。
この姿を見たときはビックリしました!!
鳩が嫌がる匂いの忌避剤(ジェルタイプ)を使う
鳩がよくとまるところにジェルを塗ります。
スプレータイプと違いベトベトしているため、踏んだ感触を嫌がり不快感を与えることができます。
即効性があるわけではないため、何度も塗りなおしをしながら鳩が不快な場所と学習するまで根気よく対策する必要があります。
剣山を設置する
鳩がよくいる場所に設置することが効果を高めるため、止まりやすい室外機の上や糞がある場所などをよく確認してそこに設置していきましょう。
手すりの形や幅を考えると、剣山の設置は簡単ではなくベランダ内の対策と考えた方がいいですね^^
我が家では手すりが丸く細いため設置はしませんでしたが、向かいの戸建ての屋根には鳩がよくとまる場所に剣山が設置されています。
我が家から飛び立った鳩はその剣山を避けて別の場所に飛んでいくのを見たので、たしかに効果はあるのかもしれません。
鳩が巣を作っていた場合のベランダから撃退する方法は?
巣を作っているということは鳩からすると安全な場所と認識されていることになります。
帰巣本能・縄張り意識がつよい鳩にとっては巣を作り卵を産むのに適した場所です。
ここまでくると個人での自力で解決は簡単にはいきません。
鳩の駆除・対策のプロにお任せしましょう。
知り合いで家をずっと空けていたことで、鳩が巣を作って卵を産み、その後の駆除が大変だったと聞いたことがあります。
そうなる前に対策をして人にとっても鳩にとってもいい環境を守ることが大切になってきますね^^
鳩を撃退しベランダに寄せ付けないために対策グッズ以外でできること
鳩の対策グッズを紹介してきましたが一時的に効果があるものが多く、自力で完全に撃退するのは限界があります。
プロに依頼するのが一番いいのでしょうが、レベル1の段階では自力でなんとかしたいものです。
そこで、私の経験からグッズ以外の対策をご紹介します。
どれも基本的なことばかりですが、するとしないとでは全然違ってくるのを経験済みです。
少し面倒なところもあるかもしれませんが、定期的に対策することで鳩に悩まれている方にとっての鳩ストレスが減り心地よい生活をおくる助けになれば幸いです♡
対策として人の気配をさせないようにする
鳩をベランダで見かけるようになったレベル1の段階で何もしないとレベル2へ、レベル3へと危険度はどんどんレベルアップしていきます。
どの対策をするにしても、結局は「人の気配がしているかどうか」ということが大切で、何も対策をしないということは、鳩にとって危険はなく自分の巣作りの場所に適していると認識するきっかけになるのではないでしょうか。
効果が一時的だとしても、まめに対策することを繰り返せば鳩にとっては安全な場所ではなく、来るたびに不快な思いをする場所だと学習します。
すぐに効果が出ないと諦めてしまいがちですが、巣作りをさせないためにも「見かけたらまめに対策をする」ということができるといいですね^^
ベランダの掃除をまめにすることで人の気配を印象付ける
人の気配を感じさせることも大切だとお話ししましたがが、「適度にベランダに出る」「ベランダの掃除をまめにする」ということも人の気配を感じさせるいい方法だと思います。
我が家での鳩被害の最初は隣のベランダで餌をやっていたことに始まりました。
気付いた時には隣のベランダにいつも鳩が侵入している状態で、そこから手すりを歩いてきたり、隣との仕切りの下をくぐってきたりとすぐに侵入してきます。
色々と対策をとるも一時的なことも多かったんですが、隣が空き室となりリフォーム工事が始まると業者の方が窓をあけ常にいることで鳩のくる回数は激減しました。
お仕事や予定などでご自宅をあける時間が長い方も多く、洗濯も室内干しにしたりとベランダへ出る頻度は減ってきているように感じます。
そんな中でも定期的にベランダに出る、掃除をするなど「人がいるんだぞ!」と鳩にアピールしておくというのもいいですね^^
掃除をする際の注意として、鳩の糞や羽には雑菌が多く不衛生で空気中にも飛散するため、手づかみではなくホウキで集める、使い捨ての手袋をつける、マスクをつけるなどの対策をして捨ててください。
特に小さなお子様がいるときは注意する必要があります。
鳩を撃退しベランダに寄せ付けない方法とは?:まとめ
鳩を撃退するための対策に終わりはないかもしれませんが、ベランダで見かけたら早めの対策をまめにすることで被害レベルはかわってきます^^
一時的でも何かすることで鳩が侵入する頻度は変わり、それを繰り返していけば鳩ともさよならできる日がきます。
我が家のように周りの環境でどうしようもない時もあるかもしれませんが、こまめな対策を根気よく継続することで少しずつでも鳩が侵入する頻度は減っていくと思います。
諦めずにこまめな対策を心がけましょう^^
以上、鳩を撃退する方法とベランダに寄せ付けない方法をお届けしました。